先月の Apple 新製品発表会では Apple Watch Series 6 や iPad
第8世代が発表されましたが、目玉は大幅な進化を遂げた iPad
Air 4のように感じました。
Air 4 は私が求めていた「次に買い替える
iPad」の条件にぴったり当てはまっていたので、予約して発売日に買う気満々でした。
しかし今、このブログを書いているのは昨日買った iPad Pro 11インチ (2020)
です。
結構紆余曲折だったので、今回は Pro 購入までの経緯と軽いレビューを記事にしたいと思います。
用途はほぼインプット、これまでは iPad Air 2
私は普通の会社員で絵描きなどの趣味も無いので、クリエイティブなアウトプット用途や仕事に
iPad を使うことはほぼありません。
家にテレビも無いので、ベッドの上でゴロゴロしながらネットサーフィンや動画視聴、電子書籍などが楽しめる
iPad は、インプット端末としてはPC 以上に大活躍してくれていました。
そんなわけで、iPad Air 2 を買って PC の稼働率がガタ落ちしました。
ちなみに Air 2 (64GB) を買ったのは 6 年前の 2014 年。
なぜ無印でなく Air 2 を選んだのかというと、確か「軽くて指紋認証センサー搭載」だったからだと思います。
毎日ヘビーユースして 6 万円超の元は取れたと思っていた Air 2
ですが、今年になって動作が重くカタつくようになってきており、そろそろ買い替え時かと思っていました。
タブレット端末は iPad の評判が良いため、買い替えるとしても iPad
だと思っていました。
次に買い替える iPad の条件
全画面
端末の大きさは Air 2
ぐらいでちょうど良いと思っているので、この大きさのまま全画面化してくれたら画面が大きくなってさらに使いやすくなると思っていました。
全画面は iPhone X で慣れているので、使い勝手についても想像はできました。
それに、せっかく高いお金を出して買い替えるんだから、全画面化という分かりやすい進化が欲しいなという気持ちでした。
USB type-c 端子
Apple 独自の Lightning
端子、出た時は「裏表を気にせず挿せる」!と感動しました。
しかし今や上位互換で Apple 以外のメーカーが採用している USB type-c
端子が存在するため、他端末やデータ読み書きなどの観点から明らかに Lightning
は劣っています。
また、ケーブルの端子が劣化して使えなくなった経験もあるので、耐久性の観点からも端子が剥き出しでない
USB type-c を希望していました。
条件を満たすのは Pro と Air 4
さっさと Pro を買えばよかったじゃないかという話ですが、Pro
って高いじゃないですか(笑)
インプット用途のみで Pro というのも宝の持ち腐れ感が...。
なので、Pro より下のグレードで条件を満たすものが出たら、(Pro
より安いはずなので) 買おうと思い、Air 2
のカタつきのストレスと闘いながら新型を待っていました。
Air 4 の発表で買い替えを決意
Air 3 から値上げとなったのは残念ですが、全画面&USB-C
化という大きな進化を果たし、一気に私の買い替え条件にマッチしてきました。
無印の全画面&USB-C 化はまだまだ先な気がしたので「このタイミングで Air 4 を購入しよう!」と決心がつきました。
このタイミングで Air 2 が故障
症状
二日前のことです。
突然 Air 2 の画面が落ちてしまい、真っ暗に。
初めての症状だったのでとりあえず再起動...しても復帰できない!
何度再起動してもダメで、Mac に接続してアップデートをかけてもダメ。
最後の望み、復元を試してみるもリンゴマークが出るのみで使い物にならず。
Apple 買取価格 14000 円だった私の iPad Air 2 が一気にゴミと化しました。
Apple に無料で引き取ってリサイクルしてもらえるようなので、実際には完全なゴミではないんですけどね...。
でも、「iPad 寿命」でググると 3 年だとか 5, 6 年だとか出てくるので、ヘビーユースで丸 6 年もってくれたことを考えれば、万々歳かなと思います。
iPad Air 2、今までありがとう!
Air 4 の発売日はいつなんだ
前述の通り家でのインプット用途の中心はテレビでもPCでもなく iPad であるため、iPad の故障は私の生活には痛恨です。
Air 4 は発表されたものの発売日は 10 月ということしか分かっておらず、最近では 10 月末になるのではないかという噂もありました。
これまでの Apple の傾向からすると、金曜に予約開始、そして一週間後の金曜に発売というパターンが予想されます。
昨日 (金曜) の昼過ぎまで待ってみて、もし予約開始されたら一週間は iPad 無しの生活で耐えて Air 4 を買おうと思いましたが、結局なんの発表も無し。(翌日の土曜 18 時時点でも発表無しです)
というわけで、金曜の昼過ぎに Air 4 を諦め、現在発売中のラインナップから購入することにしました。
現ラインナップの比較:なんだかんだで Pro 以外も魅力的
一旦、現ラインナップを比較してみます。
Air 2 は 64GB の WiFi モデルを使っていました。(16GB や 32GB を選ばなかった当時の自分を褒めたい。)
写真や音楽は入れず、システムやアプリを除けば容量を占めるのはほぼ電子書籍のみ。
電子書籍は約 30GB あり、今後も増えていくことが予想されるので、(念のため Air 4 も含めて) 128GB 以上の最小容量を持つ新品をまとめました。
こうしてみると、無印のコスパの良さが魅力的です。
価格は 5 万円以内、CPU は Air 3 と同じでネットサーフィン程度なら問題なし。
mini は画面の小ささ、Pro 12" は重量と価格から却下。
Pro は全画面と USB type-c の他にも Face IDや高リフレッシュレートが魅力的ですが、いかんせん高価。
Pro 11" の約半分の値段で変える無印でも良いか…な気分になってきていました。
最寄りのコジマに在庫確認
LINE Pay で家電量販店の 5% オフクーポンがもらえます。
この日のうちに安く買いたかったので Apple 公式通販は却下。
上記クーポンが使えて交通費ゼロのお店(徒歩で行ける)お店を探した結果、コジマ電気(徒歩一時間…)が見つかりました。
電話で無印と Pro の在庫を聞いてみたところ、まさかの「Pro の 128GB のみ在庫あります」。
これで観念し「では取り置きお願いします」と電話を切り、往復徒歩 2 時間かけて Pro を買ってきました。
結局 Pro 11インチ購入:軽くレビュー
画面の大きさは期待通り
動画に集中するときは、やはり大画面化の恩恵を感じます。
また、Split View でも大画面化して良かったと感じています。
Split View は、この比率で Youtubeと Twitter を同時に見るのがお気に入り。 |
高リフレッシュレートの恩恵はそれほどでもない
これは購入前から薄々気づいていましたが、普通にネットサーフィンするぐらいの用途では 120Hz は必須ではないと感じました。
確かに、ヌルヌル感が増したのは実感できますが…。
Apple Pencil を使う方には大きな恩恵なのでしょう。
デジカメの写真を Pro 経由で管理できるようになった
これまではカードリーダーを PC に繋いで写真を取り込みクラウドにアップしていましたが、USB type-c のケーブルでカメラと Pro を接続し、Pro の「写真」アプリを介して写真をクラウドにアップできるようになりました。
Nikon Z 6 で撮影する場合は Raw でも撮影するので従来通り PC を使ったほうが恐らく速いですが、RICOH GR3 で撮影する場合は JPG のみの場合が多いので、Pro を使ったワークフローの方が手軽で便利です。
Pro を買いに徒歩でコジマに行く途中、彼岸花が咲いていたので GR3 で撮影。
帰宅後、早速 Pro 経由で Google Photo にアップしました。
Face ID が動作しない時がある
私は横向きに使うことが多いのですが、私の持ち方だとインカメラを親指で隠してしまうことが多く、Face ID 認証時に「←カメラが覆われています」のメッセージが出てエラーになりがちです。
iPhone は縦に使うことが多いのでこのようなエラーは経験したことがありませんでした。
私の使い方だと、ちょっとマイナスポイントです。
指紋認証のほうが合ってるのかなあ…。
最後に:多分この選択で良かったと思う
Air 2 の故障をきっかけに、当初は買う気のなかった Pro を買う結末となってしまいました。
しかし今回作った比較表を眺めてみると、仮に Air 2 が故障しなかったとしても Pro と迷っていた気がします。
Air 4 の 256GB は 79800 円、対してPro 11" の 128GB は 84800 円。
私にとっては 128GB あれば十分なので、あと 5000 円出せば付加価値の大きい Pro が買える状況。
となると、結局 Pro を買っていた気がします(笑)
Air 4 の 128 GB があればコレ一択だったでしょうけどね!
せっかく高性能な Pro を購入したので、写真現像等、Pro の活用を模索しようと思います。
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