真冬の熊野古道 中辺路(滝尻〜熊野本宮大社)、大日越の旅【準備編】

2020年3月29日日曜日

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前回の記事で熊野古道歩きの計画をご紹介しました。

真冬の熊野古道 中辺路(滝尻〜熊野本宮大社)、大日越の旅【計画編】

本記事では、実際に私が歩いた際の服装と荷物をご紹介します。

登山の服や道具を使いまわして臨みましたが、最後まで問題なく歩けました。

参考にしていただければ幸いです。


真冬の滝尻~本宮を歩くのに軽アイゼンは必要か

結論から言ってしまうと、不要だと思います。

民宿を電話で予約した際、例年の2月の雪の状況について聞いてみましたが、積もることはほとんどないとのことでした。

また山と高原地図にも、中辺路・大辺路はほとんど雪は降らないとの記載があり、2月も登山適期となっています。

以上の情報から軽アイゼンは不要と考え持っていきませんでしたが、なんと運悪く(運良く?!)1日目の夜に雪が降りました。

2日目の一部はうっすら雪が積もった道(写真)を歩きましたが、軽アイゼン等は使わずに歩けました。
熊瀬川王子~三越峠のあたりが雪があったと思います

服装

①帽子        :コージーキャビンハット (Smartwool)
②ネックウォーマー  :マイクロD・ゲイター  (Patagonia)
③アウター      :ゴーストウィスパラーダウンジャケット (Mountain Hardwear)
④トップス      :R1プルオーバー  (Patagonia)
⑤中間着       :キャプリーン・ミッドウェイト・クルー  (Patagonia)
⑥ベースレイヤー(上):キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ (Patagonia)
⑦ベースレイヤー(下):ドライショート (The North Face)
⑧ズボン       :TREK COMFORT PANT (Marmot)
⑨靴下        :ハイク ヘビー クルー (Icebreaker)
⑩手袋        :trail grove (karrimor)
⑪靴         :X ALP LTR GTX (Salomon)

ハードな岩場等は滝尻~本宮間には無いので、靴は私のものほどシャンク(インソールに埋め込まれた芯)が固くなくても大丈夫だと思います。

また、スマホで地図を確認したり写真を撮ったりする方には、スマホ対応の手袋がおすすめです。

私の手袋もスマホ対応で、普段の生活でも使っているお気に入りです。

なお、③はスタート直後や休憩時のみ着用することが多かったので、この次に紹介する荷物にも登場します。

荷物

当日は、これに加えてフーディニジャケット、財布(普通の革の長財布)、水、パンが加わりました


①ザック(リュック):3-DAY ASSAULT (Mystery Ranch、現行のCLじゃないやつ) + キャプチャー (Peak Design)
②着替え(ズボン×1、ロンT×2、靴下×2、パンツ×2、ベルト×1)
 ※右の薄緑の袋は、着用済みの服入れ
③ダウンジャケット:ゴーストウィスパラーダウンジャケット(服装の③)
④ザックカバー:パックフライ M (MYSTERY RANCH)
⑤傘:コンビニで買った折り畳み傘
⑥カメラ:Z 6 + NIKKOR Z 24-70 f/2.8S (Nikon)
 ※下に敷いているのは、ルフトデザイン スリムフィット カメラジャケット L-160 (HAKUBA)
⑦交換レンズ:AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + FTZ アダプター (Nikon)
 ※下に敷いているのは、ソフトレンズポーチ たて開き 120-240 (HAKUBA)
⑧救急セット
⑨レインウェア:エバーブレスフォトン (finetrack) 
 ※下に敷いているのは防水袋(ウルトラシル ドライサック (SEA TO SUMMIT))で、
  入れ物はモンベルのストームクルーザーのものを流用しています。
⑩バッテリー、歯ブラシ、レンズペン、kindleなどの小物類
⑪行動食:コンビニで買ったお菓子

合計 9.7 kg

①のキャプチャーというのは、カメラをザックのショルダー部に連結するジョイントのようなものです(84g)。

上記に、ウインドシェルのフーディニジャケット (Patagonia、写し忘れました…)、当日買った水(0.75 L、ザックのサイドポケットに収納)とパンが入ります。

昼食は、初日は道の駅、2日目は民宿のお弁当を利用します。

バーナー、クッカー類、アイゼン類は持っていきませんでした。

歩くときは11キロ弱といったところでしょうか。そんなに軽くないです。

というのも、実は前々泊で和歌山入りしており、白浜やアドベンチャーワールドを観光してからの熊野古道だったので、余計なもの(無駄な着替えや望遠レンズ)が多くなっています。

ザックもこの大きさ(30 L)にしては重い部類(2.1 kg)なので、10 kg を切るのは簡単だと思います。

まとめ

道中見かけた人は、皆私のようなトレッキング的な格好でした。

やはり、ジャージ等ではなくアウトドアのウェアで歩くのが望ましいと思います。

また、町中を歩くことも多いですが、普通に山道も歩きますので、傘だけはNGでレインウェアは必須です。

普段アウトドアの趣味をしておらず、滝尻~本宮間を歩こうと考えている方は、まず自分の体力と相談し、歩ききれると判断した場合は、一度近所のスポーツ店や登山用品店に立ち寄ってウェアや靴を見てみるといいと思います(結構高いですが…)。

さいごに

今回背負った3デイアサルトですが、普段使いや旅行用として買ったので、初のアウトドア投入となりました。

このぐらいの重さと行程ならばと、終盤は少し肩が痛かったですが強がってウエストベルトは使いませんでした。

というか、ウエストベルトは出したことすら無いです…

好きなのであえてこのザックを選びましたが、普通に登山用のを背負った方が軽くて快適だと思います。

次回は道中の前編を予定しています!

自己紹介

自分の写真
千葉在住の会社員。 Nikon Z 6 を持って山に登っています。 登山は高校で山岳部に入ってから、写真は社会人になってから始めました。 下山後にカツ丼とざるそばを食べるのが大好き。 皆さんの役に立つような情報を発信していきたいです。

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