マップカメラの下取交換システムを勘違いしてちょっと損した気分になった話

2020年4月25日土曜日

Carl Zeiss CONTAX Nikon カメラ ギア

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ゴールデンウイークも近づいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は買い物以外はほぼ外出ゼロというStay Homeな日々を送っています。

そんなわけで登山はもちろんのこと撮影目的に出かけることがなくなり、手持ちのレンズを持て余していました。

これではレンズたちが可哀想だということで、先取/下取交換で20%買取価格アップキャンペーン中ということもあり、レンズ3本にアダプター1本をマップカメラさんに買取してもらいました。

結果全てワンプライス買取で事なきを得たのですが、買取システムを勘違いして予想よりも買取価格が低く、ちょっと損した気分になりました。

本システムを利用される際は、一度ご自身でシステムについて調べて理解されることをおすすめします。

もしこの記事の情報が間違えている場合にはコメント等でご一報いただけると幸いです。
コシナツァイスのマクロプラナー(右から2番目)のみフードをつけています。
売却した機器は写真の通り。

右から順に紹介していきます。

CONTAX Makro-Planar T* 60mm F2.8C (MM)

Z6+24-70f2.8Sを購入後マクロレンズが欲しくなり購入したのがこちら。
(購入資金繰りとしてFマウントの105mmマクロ売らなきゃよかった)

標準レンズも兼ねたスナップレンズとして購入しました。

いわゆるヤシコンツァイスです。

特徴は、なんといってもそのコンパクトさ。

写真では鏡筒が伸びていますが、もっと短くなります。

最大倍率は0.5のハーフマクロで、その分軽量な260g。

フルサイズのマクロとしてはかなり軽量な部類なのではないでしょうか。

しかし、購入直後に何気なく見たマップカメラで元々欲しかったコシナツァイスのマクロプラナー(しかも電子接点付きのZF.2)を発見。

そのままポチってしまったので、本レンズはほぼ使わずに防湿庫の肥やしになってしまいました…。

Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF.2

一般的なマクロレンズのF値は2.8であることが多いですが、このレンズのF値は2.0。

その分ハーフマクロだったりフルマニュアルだったりピント合わせると鏡筒が伸びたりするデメリットはありますが(前述のヤシコンマクロプラナーも同様)、マクロ撮影の性質上そこまで気になりませんでした。

たまに外に持ち出してスナップ撮影すると、ピントリングを回して「あー俺撮ってるなー」感を味わうことができます。
また本レンズ、そしてヤシコンマクロプラナーもですが、鏡筒が金属製で質感が素晴らしいです。

絞りリングもついており、ピントリングと併せて回し心地も最高で、無駄に回してしまいます。

現在はMilvusにモデルチェンジし外観が大きく変わっています。

私は、ミルバスではなくてこちらのマクロプラナーの方がかっこよくて好きですね。

Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

動物を撮りたくなって購入したのがこちらのレンズ。

通称新サンヨン。

位相フレネルレンズを採用することで、旧サンヨン、というか他メーカー含めたサンヨンに比べて大幅な小型軽量化を実現しています。

24-70f2.8と変わらないサイズ感・重量感で、普通に手持ち撮影できます。

位相フレネルレンズの弱点としてPFフレアが挙げられますが、滅多に出なかったので、個人的にはメリットである小型軽量の方が大きく勝ります。

主に動物園や大き目の公園散歩で活躍してくれました。
いわゆる白川郷っぽい写真もとれます。
Zレンズで新サンヨンのようなレンズが登場するのはかなり先になると思われるので、売らずにとっておきたい思いもありました。

しかしマクロプラナーを売ってしまうと、Fマウントレンズが新サンヨンだけになってしまいます。

Zレンズが拡充しつつある現在、新たにFマウントレンズを買い足すつもりはありません。

新サンヨンだけのためにFTZを残すのもなんだかなあということで、売却を決意しました。

一度ぐらい山に持って行ってみたかったなあ。(なお、熊野古道中辺路には持って行くも一度も撮影に使わず)

Nikon マウントアダプターFTZ

コシナツァイスのマクロプラナーと同時に購入し、新サンヨンとも組み合わせて使いました。

新サンヨンをFマウントボディで使ったことがないのでアダプターを噛ませたときのAFパフォーマンスの低下については何も言えませんが、Z6・新サンヨンと組合わせる分には普通に使えました。

フランジバックの関係で厚くなってしまうのは仕方がないにしても、下の出っ張りはどうにかならんかったのでしょうか…かっこ悪い。

あと、値段が高い。

ただのアダプターに3万円以上っていかがなものでしょう。

私は中古で買いましたがそれでも2万5800円。

1万円ぐらいが適正価格な気がします。

いくらで売れるのか計算してみた

今回売却した4品は、全て中古もしくはヤフオクで購入しています。

購入金額と買取価格を表にまとめました。

購入価格買取価格予想買取価格
(20%上乗)
予想買取÷購入
ヤシコンマクロプラナー2090027600331201.58
コシナマクロプラナー7980044100529200.66
新サンヨン1438001010001212000.84
FTZアダプター2580015500186000.72
2703001882002258400.84


ヤシコンマクロプラナーの落札価格が異様に低いですが、実はこれ、レンズにカビありのジャンク品だったからなんです。

というか、異様に安いと思って落札したら、商品説明のカビ表記を見落としていしまっていたというオチでした。

仕方ないので自分でカビ取りを頑張り、上限価格で買い取ってもらえました。

今回は運良く損せずに処分できましたが、カメラボディやレンズはもうヤフオクでは買いたくないですね。

残り3つの「予想買取÷購入」を見ると、コシナマクロプラナーが0.7割れ。

コシナマクロプラナーはなかなか中古で出回らず、出てもすぐに買われてしまうため、この3本の中では中古市場で一番人気、故に買取価格も期待できると思っていました。

なので買い取りの上限価格を見たとき「低くね?」と思いました。

この原因を考えましたが、サードパーティー製であるということぐらいしか思いつきません。

逆に純正レンズの新サンヨンはあまり値崩れせずに売却することができました。

コシナマクロプラナーはおそらくヤフオクで頑張ればもっと高く売れたと思いますが、レンズはノークレームノーリターンにしても、カビチリクモリ関係でいろいろ面倒なことになりそうなので、気が進まず。

これ1本だけ他のお店で買い取ってもらうという選択肢もありましたが、まとめて買い取ってもらうのが楽なので、マップカメラさんにまとめて売却してしまいました。

実際の買取価格はもう少し安かった

実際の買取総額は208025円で、購入価格の0.77倍、買取価格の1.11倍でした。

実は私、重大な勘違いを犯していました。

それは、買取価格の合計に対して20%アップが適用されると思っていたこと。

実際には、下取交換の場合、購入金額に対して20%アップが適用されます。

つまり、今回の購入金額が188200円を超えていれば予想通りだったのですが、今回の購入金額は約8万円だったため、買取総額はかなり値下がりしてしまいました。

いやあ、痛恨のミスですね…。

とはいえ、買取金額を上げるために購入金額を増やすのも本末転倒なので、このまま取引を成立させました。

もし予約している24-200mmのZレンズが発売されていたら、同時購入することで丁度いい感じに買取金額上限に到達できたんですけどねえ。

今回の件は勉強になりました。

最後に

今後もマップカメラさんを利用していくつもりですが、先取/下取交換の時は買取金額の上限になるよう、購入物・売却物のバランスをうまく調整して取引ししたいところです。

皆さんもお気を付けください!

また、サードパーティ製のレンズが値崩れしやすいという仮説が正しいとすると、FTZアダプターも売ってしまったことだし、今後は純正のZレンズのみで揃えていこうかなと思います。

自己紹介

自分の写真
千葉在住の会社員。 Nikon Z 6 を持って山に登っています。 登山は高校で山岳部に入ってから、写真は社会人になってから始めました。 下山後にカツ丼とざるそばを食べるのが大好き。 皆さんの役に立つような情報を発信していきたいです。

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