今回はそのきっかけとなった、最近公式サイトにアップされたページ(新生テラフレームとオーバーロード機能)について考えたいと思います。
結論として普通に登山する分には不要かと思いますが、登山以外の特定の用途にはとても便利なザックだなと思いました!
オーバーロード機能とは
簡単に言うと、背中のフレームとザック本体の間に空間を作り、物を挟めるようにする機能です。HuntingラインやMilitaryラインでは、以前からこの機能を搭載したザックが発売されていました。
ミリタリーラインには「オーバーロード」という名前のザックがあるので、これがオーバーロード搭載ザックの第一号なのでしょうか?
公式サイトには獣らしき物を挟んでいる画像もあり、ハンティングや戦場でザックに入りきらない大きなものを運ぶのに便利そうだなとは思っていました。
あとは、自家用車を使わずにキャンプするときにも多くの道具を運べて便利そうです。
数年前には、Mountainラインでもオーバーロード機能を搭載した「テラフレーム」シリーズが発売されました。
そして今回のリニューアルではフレームが改良され、耐荷重はなんと67kgを誇ります。
公式から引用すると「「超重量」を担ぐという行為のために不可欠な、ミステリーランチ独自のテクノロジーが生み出されたのだ。」とのこと。
容量的には何倍ぐらい増加するのでしょうね。
他にも肩や腰回りが改良され、背負い心地が向上している模様。
個人的にはショルダーハーネスの間隔が狭くなってアジア人にフィットしやすくなったのが気になります。
実は私もショルダーハーネスの間隔がやや広いと感じていたので、このリニューアルについては他のモデルにも転用してほしいところです。
テラフレームについて
50L、65L、80Lの3つのモデルがあります。50Lは3ジップデザイン、残り2つはバーティカルツインポケットのデザイン。
もし私が山で使うのであれば容量的にテント泊ですが、ポケットは多い方が使いやすくて好きなので、65Lか80Lでしょうか。
でも50Lは黒字にオレンジ文字でカラーリング的には一番好きです。
結論:オーバーロード機能は今の私の登山には不要
登山装備の軽量化・コンパクト化を進めていることもあり、私の登山ではオーバーロード機能を使うようなシチュエーションが思いつかないことが理由です。公式サイトにはオーバーロード機能の使い方の一つとして濡れたテントを挟むことが提案してありましたが、ザックの背中側に水がしみ込んでしまいそうで心配です。
ですが他の使い道を見ると、なるほどなと思いました。
公式サイトにはテラフレーム使用者の声的なページがあり、そこではギターなどの大型楽器を運ぶミュージシャンや、レンズ等の大量の機材をクッション付きの大きなケースに入れて運ぶフィールドカメラマンが紹介されています。
つまり、テラフレームはMountainラインではあるものの、公式は登山以外の用途にも便利ですよと言っているわけですね。
登山に限ってテラフレームの使い道を考えていた私が浅はかでした。
このような機能を持ったザックは恐らくミステリーランチしかないと思うので、響く人には超響くでしょうね。
最後に公式から引用します(中略あり)。
この機能を使うのは、いったいどんなシーンなのだろう? そう想像をするだけでも胸躍る思いがあるが、…(中略)…ユーザーたちがこの機能をどうやって活用するのかできるのかが、問われているのかもしれない。
まさにそうだと思います!私もこの文章を読み、テラフレームの使い道を考えているときは楽しかったです。
その甲斐もあってか雪山登山でワカンやスノーシューを運ぶのに便利なのではないか?と一つの使い道を思いつくことができました。
ザックが厚くなるので歩行時の重心ブレや木の枝をくぐり抜けにくい問題があるのでベストな選択ではないかもしれませんが、今後ワカンやスノーシューを購入することになったら運搬手段の案としてテラフレームを検討したいと思います。
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