間が少し空いてしまいましたが、先日、マップカメラにてリコーGR3の中古良品を購入しました。
結果、外出自粛帰還中の散歩ライフは劇的に向上し、買って大正解でした。
購入したアクセサリーのことと併せて、ひと月ほど使った感想を書きたいと思います。
個体(中古良品)のコンディション
今回の個体は本体と電池のみで箱等は無し。
個人的には、箱があると勿体無くて捨てられず押し入れが圧迫されてしまうので、箱無しの方が良いです。
マップカメラの中古良品はこれまで数回購入し予想以上のコンディションの良さに満足していました。
今回も同様のクオリティを期待しましたが、思ったほど状態は良くありませんでした。
最初の写真でも分かりますが、まず、レンズの蓋に相当する薄い板に染みのようなものが付いています。
拭いても取れません、油か何かの汚れが染みたのでしょうか。
そしてレンズ周りのリングの傷。
塗装が剥がれて銀色が見えています。
写真だとリングの6時のあたりが分かりやすいです。
また写真の左下、グリップ下の金属にも大きめの擦り傷があります。
とまあこんな感じで傷と汚れが結構目立ちます。
中古品なので仕方ないことですが、これまでの中古良品が良かっただけにちょっと残念です。
(これまでの引きが良かったのかな?)
なお、動作不良はさすがに?ありませんでした。
購入したアクセサリー
純正ストラップ GS-2
ストラップはすんなり決まりました。
純正は革製、細身で主張すぎずかっこいい。
また、輪っかの大きさを調節できるループ(後述)も気に入っています。
本体のストラップ穴が小さく、取り付けは結構苦労しました。
純正ケース GC-9
SD カードは X-T2 時代に使っていた Transcend の UHS-I を流用。 |
ケースはもう一つの純正ケース GC-10 と迷いましたが、こちらにしました。
決め手は、GC-10 には無いベルトループの存在です。
散歩を楽しくするために GR3 を購入したので、さっと取り出して撮影できるような速写性を求めました。
GR3 を一番奥まで入れたところ。
結構キチキチです。しばらく使っていると革が馴染んでもう少し出し入れしやすくなるのかな?
ボタンはマグネット式で着脱しやすく、個人的には◎。
互換バッテリー(非純正)とハクバの保護フィルム
充電機側の端子は micro USB、反対側は USB-A。 |
バッテリーはケチっちゃいました。
純正、高い!
バッテリー 1 つと充電器を純正で揃えると合わせて 8000 円近くします。
一方、非純正バッテリーは 2 個セット、おまけに 2 個同時充電可能な充電器も付いて 1700 円。
事故らないことを祈ります…
保護シートは、ガラスでも良かったのですがなんとなく久しぶりにフィルムを買ってみました。
一発でうまく貼れたので良かったです。
ひと月使ってみて
良い点
画質
画質は満足です。
2 枚目のように周辺減光は結構きついですが、嫌いではないので補正無しにしています。
28 mm F2.8 でも、寄れば結構ボケます。
カラーで撮るときはポジフィルム調もしくはスタンダードで撮ることが多いです。
ハイコントラスト白黒
買う前から気になっていたのがこのイメージコントロール。
事前調査でいろいろな人のブログを見ていると、ハイコントラスト白黒の写真に惹かれるものが多かったです。
無機質だったり、汚いものでも、ハイコントラストで取ればなにか意味ありげな写りになる…気がする。
タッチシャッター
この機能がGR3で一番好きかも知れません。F8 あたりで結構使っています。
確か初期設定はタッチはフォーカスのみですが、設定によりフォーカス+レリーズを割り当てることができ、ほぼスマホ間隔で撮影できるようになります。
散歩中に「おっ」と思ったら立ち止まってすぐ撮影、のスタイルにはかなりマッチすると思います。
簡易マクロ
GR3 の最大撮影倍率は 0.35 倍。
散歩や出先での料理や花の写真であれば、個人的にはこれぐらいでも OK。
NIKKOR Z のマクロレンズが出るまでの繋ぎとして活躍してほしいです。
アウトドアモニター
散歩のときには便利で、周りが明るいときは ADJ レバーで素早くアウトドアモニターに変更できます。
散歩は日中が多いので、+2をよく使います。
クロップ
ストイックに 28 mm 縛りで行く気はなかったので、寄れない場合はクロップも使います。
Fn ボタンに割り当てるとすぐクロップ切り替えできて便利。
35 mm や 50 mm にクロップしたのを忘れて撮ってしまうこともありますが…
イマイチな点
バッテリーが持たない
これは前評判通り。
片道30分強かけて海辺の公園に散歩に行ったところ、ほぼバッテリーを使い切りました。
結構液晶を見ていたので、150 枚も撮っていなかったと思います。
オートフォーカスが弱い
こちらも前評判通り、室内や暗い場所では前後に迷いがちです。
日中の散歩であれば、そこまで気になるほどではないですが。
防塵防滴でない
防塵防滴であれば雨の日も積極的に散歩に行きたくなるんですけどね。
現時点での携行方法
実は純正ケースを使って外に出たことがありません(笑)
ベルトに通す作業が面倒というのもありますが、写真のようにストラップのループを調節して手から落ちないようにし、右手でカメラ本体をホールドもしくはブラブラさせて歩くのが丁度いいです。
多分、ケースに入れるよりもこの方が速写性は良いのでは。
しばらく撮影しない場合には、ズボンの右ポケットに入れています。
純正ケースは、家での保管あるいは遠出するときに使うことになりそうです。
ちょっと勿体無い。
最後に
メインが散歩での仕様という役割上、1 インチセンサーのスマホで魅力的なものが出たらお役御免になるかもしれません。
とはいえ概ね満足で、現時点では換えの効かないカメラなので、しばらくは活躍してくれそうです。
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