先日キヤノンから、フルサイズミラーレスカメラ「R5」「R6」の仕様発表がありました。
私は、山などの風景を撮影するためにNikon Z 6を所有していますが、R5,
R6の発表を見て羨ましい点がいくつかあったので記事にします。
R5, R6 共通
最大の魅力:最大8段の手ブレ補正
公式ページのサンプル写真に、シャッター速度2秒の滝の写真があります。
滝の流れはしっかり白く、三脚を使わなければ撮影できないようなクオリティです。
三脚なしでの表現が広がるというのは、個人的には最大の魅力です。
回転ダイヤルは羨ましい
以前ソニー機を使った際、回転ダイヤルの使いやすさに感動しました。
ニコンも見習って次機種以降搭載してくれればよいのですが。
気がかりな点:撮影枚数
一点気がかりなのは、撮影枚数が 220 枚であること。
Z 6 は約 1.5 倍の 310 枚ですが、使っていて長持ちするとは思いません。
ここさえ改善されれば、風景写真的には申し分ないと思いました。
個人的には動画性能はどうでもいい
また、R5 は 8K 動画を撮影できることを最大の?ウリにしているようです。
最近は熱問題で 8K 長時間撮影ができない報告が上がってきていますが、写真メインの私には関係ないことです。
R5
最初の印象:D850のミラーレス版?!
約4500万画素の高画素でありながらメカシャッター秒間 12 コマで連射性能も高く、「一眼レフの完成形」と言われた
Nikon D850 を彷彿とさせる印象でした。
EVF も 576 万画素なので、OVF 並みに綺麗なものと思われます。
そして常用感度は 51200 で、高画素ながら Z 6 と同等。
朝や夕方の撮影にも強そうです。
さらに、R5 のセンサーは新開発、処理エンジンも最新の「DIGIC X」なので、AF、解像感に磨きがかかっており、風景写真にも適していそうです。
スチル撮影に関しては「ミラーレスの完成形」と言っても良さそうな気がします。
ちょっと大きくなっているが、持ちやすそう
山に持っていく際には軽量コンパクトのほうが望ましいですが、平地で撮影する分には、もう少し大きくても持ちやすいほうが個人的には好みです。
R6
1D X Mark III 譲りのセンサーが魅力
R6 は R5 と共通のスペックが多く、単なる下位互換ではない模様。
センサーは新開発ではありませんがキヤノンのフラッグシップ機「1D X Mark III」をベースに作られているとのこと。
その時点で画質や AF も保証されたようなもので、フラッグシップ気を使っている優越感に浸れそうです(笑)
約2000万画素は扱いやすい
容量が大きいとデータ移行やレタッチに時間がかかりますが、R6 は抑えめの約 2000 万画素なので、高性能 PC でなくてもデータを扱いやすそうです。
解像度的にも、4K でも 800 万画素しか無いので、PCモニターで見る分には 2000 万画素あれば十分だと思います。
最後に:資金があればR5が欲しいが…
R5はスチル・動画ともにこれでもかと最新スペックを盛り込んであり、他メーカー含めこれまでの機種から大きく進歩した印象です。
キャノンユーザーの方は、とてもワクワクされていることでしょう。
iPhone ユーザーの私が 6S から(初の全画面の) X に買い替えたときのような気持ちなのかと思うと、とても羨ましい…
とはいえ、約 50 万円するので、約 30 万円の R6 の方がコスパが良さそうです。
私はキャノンのレンズは持っておらず、ニコン機を気に入っているため R5, R6 の両機種とも買うつもりはないですが、もし買うなら(金額的に妥協して)R6 + RF 24-105mm F4 でしょうね。
妥協と言ってもフラッグシップ譲りのセンサーなので、結構なワクワク感です!
このボディとレンズの組み合わせなら、極端な環境でなければ、風景写真は勿論、なんでも撮れる気がします。
R5 や R6 のようなワクワクする機種の開発を、ニコンにも頑張って欲しいところです!
0 件のコメント:
コメントを投稿