今年の 2
月に発表され、新型コロナウイルスの影響により発売が遅れていたニコンの便利ズームレンズ「NIKKOR
Z 24-200mm f/4-6.3 VR」(以下、「24-200」)。
追記:2020年7月3日に発売されました。
発売を今か今かと待ちわびていました。
本日発売され、ようやく手元に届いたので、外観等をレビューしたいと思います。
手持ちの「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」(以下、「24-70
F2.8」)とも比較していきます。
(「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」を持っていなくてすみません)
開封
箱はそんなに大きくありません。
24-70 F2.8
の箱より小さいな…と思いましたが実際比べてみると大して変わりませんでした。
蓋を開けると、レンズの収納袋、説明書、保証書が出てきます。
収納袋は不要です…。
その下にフードと本体。
内容物は以上。
どちらも MADE IN THAILAND でした。
フードを装着。
格安で入手しておいた、純正保護フィルター「アルクレスト」も装着。
写真では分かりづらいですが、24-70 F2.8 の箱はツヤツヤしています。
24-200 の箱には艶がありません。
「NIKKOR S」の銀印もあるため、少し 24-70 F2.8 の箱の方が高級感があります。
外観チェック
本体
大きさ
広角端の状態…と言いたいところですが、 24-70 F2.8 の焦点距離が 27 mm 位になっていました。
といっても、 24-70 F2.8 は 28 mm 位まではほとんど全長が変わりません。
まだ 24-70 F2.8 の方が長い。
105 mm まで伸ばすと同じぐらいの長さになります。
望遠端の 200 mm まで伸ばすと、さすがに
24-200 の方が長くなりました。
フィルター径は 67 mm。
82mmの 24-70 F2.8(左)とは結構違う印象。
レバー類
ロック中は、ニコンカラーの黄色がお目見え。
アクセントになってかっこいいと思います。
ただ、現状ではズームリングの抵抗はかなりあって、24-70 F2.8
の抵抗より大きいです。
山に登っている時はピークデザインのキャプチャーにカメラをセットすることが多い(レンズが下を向く)ですが、ロックレバーの無い 24-70
F2.8 の鏡筒が伸びたことはありません。
24-200 もロックしなくても大丈夫かも?
なお、AF/MF 切替レバーは無いため、i メニューボタンやメニューボタンを押して切り替える必要があります。
重さ
24-70 F2.8比で 200 g 以上の軽量化です。
持った感じ、軽いとは思いましたが、劇的なほどではありませんでした。
キャプチャー装着時だと違った感覚になるかも。
その他
レンズ面
前玉と後玉はこんな感じ。
金属マウントです。
素材が一部違う
24-70 F2.8
と比較すると、根元の部分(焦点距離とF値が書いてある部分)、そしてコントロールリングの素材が異なりました。
24-200 は触ればすぐにプラスチックと分かります。
24-70 F2.8
は、プラスチックとも金属とも取れるような素材で、高級感があります。
コントロールリングを回したときの抵抗も、24-70 F2.8
の方が滑らかで好みでした。
ズームリングのゴム部分はほぼ同じだと思います。
また、焦点距離等の白文字表記は、24-70 F2.8 は刻印されていますが、24-200 はプリントでした。
レンズフード
24-70 F2.8 のフードの裏面は、反射防止の起毛処理が施されています。
またボケているので見づらいですが、手前にはフード脱落防止のボタンがあります。
実はこの写真が 24-200 の初ショット。 |
24-200 のフードの裏面は、ギザギザのプラスチック。
この辺はコストのかけ方の違いが顕著に出ていますね。
また脱落防止のボタンもありませんが、かなり固めの着脱感なので、酷使して緩まない限りは落ちないと思います。
最後に
これでようやく、山を今まで撮ったことのない画角で撮ることができるようになりました!
ただ、東京都のコロナ感染者数が連日 100
人超えなので、山に行けなくなる状況に逆戻りしそうで心配です。
追記:軽く実写レビューしてみました。
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