2020年8月2日に、公共交通機関で乗鞍岳に行ってきました。
  前日に松本まで高速バスで移動してビジネスホテルに宿泊し、翌日登山してその日のうちに帰宅しました。
  今年初の北アルプス、天候に恵まれ絶景を拝めました。
なお、登山当日の写真の下には撮影時刻を付しています。
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剣ヶ峰(山頂、3025.7m)からの眺め。
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松本(前泊)~乗鞍高原観光センター~畳平(登山口)
新宿からの高速バスで松本に到着です。
見慣れた「松本バスターミナル」。
松本駅ビルでのレストランフロアで「山小屋手ぬぐい展」(閲覧無料)をやってました。
同フロアの「からあげセンター」でジャンボ唐揚げ定食(¥1200)を食べました。
大ぶりの唐揚げが10個ぐらい入っていたと思います。
詰めてもらって持ち帰ることも可能と言われましたが、その場で全部食べました。
唐揚げの味と量は文句ないですが、御飯の量が相対的に少ないのがマイナスポイント。
2倍ぐらい増やしてもよいのではないだろうか…。
ホテルは近くのビジネスホテル。
たまたま田中陽希さんの「グレートトラバース3」をやっていたので見ました。
同シリーズは始めてみましたが面白いですね、1や2のブルーレイが欲しくなりました。
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5:17
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翌朝、早起きして松本バスターミナルから5:30発の
上高地行きに乗ります。
ここがミソで、乗鞍行きのバスや電車を使うと松本を経つのが遅く、その結果8:01乗鞍高原観光センター発のバスに乗れなくなり、次発は10:00になってしまいます。
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5:57
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30分弱で新島々駅(バスターミナル)に到着。
ここで6:05発の乗鞍高原観光センター行きバス(松本からで計¥2000)に乗り換えます。
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5:59
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初めての新島々でしたが、この時点で結構山がちなエリアとなっていました。
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6:58
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7時前に乗鞍高原観光センターに到着。
駐車場は広く、登山者やヒルクライムの方が多くいらっしゃいました。
ここから畳平まで自転車で行くとは凄い。
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遠くには乗鞍岳が見え、テンションが上がります!
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7:01
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観光センター奥の発券所で畳平行きのチケット(片道¥1650、往復¥2800)を購入します。
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7:30発のバスがあればちょうどよいのですが、無いので8:00のバスまで1時間ほど時間を潰します。
シャトル乗り場はこの後行列になりました。
増発があったのか、バスは3台体制になり、乗れなかった人はいなかったと思います。
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チケット購入時に、おまけで商品券をもらいました。
乗鞍高原観光センターや畳平のショップで使えるそうです。
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9:00
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8時過ぎのバスに乗り、1時間弱で乗鞍畳平に到着!
この時点で既に標高2700mです。
畳平(登山口)~剣ヶ峰(山頂)
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畳平にはレストランもあるようです(私は帰りの接続が良すぎてレストランは使えませんでした)。
 いよいよ左の建物の手前の方からスタートします。
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9:05
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真ん中の道を歩いて鞍部まで上がります。
最初は下り。
とても良く舗装されています。
両脇はお花畑なので、撮影スポット。
私もこの日初出陣の「Nikkor Z 24-200mm f/4-6.3 VR」を使い、最大限背景をぼかすために望遠端で手ブレと格闘しながら撮影をしました。
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9:06
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ヨツバシオガマ。
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9:07
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ミヤマキンポウゲ。
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9:09
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右上に見えるドームは、摩利支天岳のコロナ観測所(立入禁止でした)。
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9:10
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こちらは「お花畑周回コース」。
ぱっと見花が咲いていなさそうだったのでスルー。
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9:18
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鞍部まで上がると、「不消ヶ池」が。
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9:23
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少し歩くと摩利支天岳への分岐。
摩利支天岳方面は立入禁止でした。
観光センターからバスでやってきた「乗鞍エコーライン」もよく見えます。
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9:23
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山頂(左端)が間近に迫ってきました!
それにしてもよく整備された道です。
観光センターから望んだ時(6:59の写真)にうっすら見えていた水平のラインはこの道でしょうか?  | 
9:26
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大迫力です。
 稜線をアップすると登山者の列が確認できますが、左下の雪渓をズームすると…
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山スキーを楽しむ人々が見えました。
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ここまでくれば「肩の小屋」までもうすぐ。
ウサギギクが咲いていました。
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イワツメクサ。
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9:31
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肩の小屋に到着。
ここに宿泊すれば、翌朝は手軽に山頂からご来光が拝めそうです。  | 
9:31
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振り返ると摩利支天岳。
 摩利支天岳から眺める剣ヶ峰の眺めは素晴らしそうです。
ぜひ登りたかったのですが、立入禁止で残念でした。
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9:32
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肩の小屋に併設?されていた「お休み処 峰」。
山頂へは「峰」の中を突っ切ります。
右奥の建物へは立入禁止で、その手前の建物はトイレになっていました。
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9:33
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「峰」の中を突っ切ると休憩スペースが。
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9:33
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私はここで休憩せず、畳平から休憩無しで剣が峰を目指しました。
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9:35
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ハクサンイチゲ。
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9:41
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ハイシーズンの定番ルート、しかもこの日は登山日和ということで登山者は多めでしたが、渋滞で歩きにくいということはありませんでした。
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振り返ると、槍・穂高連峰がバッチリ見えました。
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9:54
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こちらは手前の焼岳を含めて。
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9:57
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終盤はザレた道。
写真左端に「頂上小屋」が見えます。
山頂へは、頂上小屋を経由せず行くこともできます。
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10:03
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東には「権現池」。
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10:05
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畳平を出発して1時間弱で剣ヶ峰(山頂)に到着!
ここで20分ほど休憩。
頂上本殿ではバッジ等を販売していました。
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北アルプス方面の雄大な展望!
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10:10
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御嶽山もバッチリ見えました。
御嶽山、登りたいなあ。
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10:24
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今回背負ったザックはミステリーランチの「X-20」。
夏の日帰りだと20Lあれば十分です。
山頂~富士見岳~大黒岳~畳平
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10:29
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下りは頂上小屋を経由。
 混んでいたのでスルーしました。
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10:56
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肩の小屋に戻ってきました。
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10:59
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クロユリの球根が売ってありました。
クロユリは好きなので、ちょっと買おうか迷いました…
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11:01
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「峰」には、食べ物やTシャツの他、ネパール産のグッズが数多く売ってありました(奥の棚や帽子)。
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11:16
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帰りは富士見岳に寄ることにしました。
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11:25
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10分弱で山頂に到着しました。
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11:26
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畳平の眺めが良かったです。
左に見えるのは魔王岳、右奥は大丹生岳(おおにゅうだけ)。
魔王岳には登りたかったのですが、今回は時間の都合で泣く泣くカットしました。
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11:26
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富士見岳からの下り。
奥には、この後登る大黒岳。
反対側には剣ヶ峰。
このあたりはコマクサが咲いていました。
ピークは過ぎている感じでした。
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11:40
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下り切るとエコーラインに合流。
多くのヒルクライム勢が楽しんでいました。
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11:44
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長野と岐阜の県境。
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11:44
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日本一標高の高いとことにあるバス停とのことです。
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11:46
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さらに寄り道して、大黒岳に向かいます。
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11:52
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ちょっと登ると平坦になり、まもなく山頂です。
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11:54
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しっかりした休憩所もあります。
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11:54
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11:56
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左が烏帽子岳、右が四ツ岳。
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11:56
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大黒岳からの眺めで感動したのがここ。双六岳の稜線のような一本道。
山頂ピストンの予定でしたが、予定変更して一本道を歩くことにしました。
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12:01
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ハイマツ帯の中を下っていきます。
一本道を歩ききって下り始めるあたりで休憩しました。
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12:26
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下りの途中で念入りに撮影している方々がいらっしゃったので何かと思ったら、雷鳥がいました。
この天気で遭遇できるとはラッキーでした。
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12:32
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下り切ると車道に合流。
登山道はこれにて終了で、ここから畳平までは車道歩きです。
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12:42
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石垣に、イワギキョウがたくましく咲いていました。
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12:43
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畳平に近づくと「乗鞍白雲荘」。
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| 12:45 | 
登山開始から3時間45分、畳平に戻ってきました。
 
畳平~帰宅
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12:48
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なんとか13:05のバスに間に合いました。
行列になっていたので、レストランやお土産屋さんは断念。
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12:56
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バス停近くに周辺地図がありました。
魔王岳に行けなかったのが残念。
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14:03
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バスで乗鞍高原観光センターに戻ってきました。
チケット購入時にもらった500円券を使うために、アイスクリームを購入。
周りはヤギミルク味を買う人が多かったですが、私はブルーベリー味にしました。
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14:04
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酸味が効いていて美味しかったです。
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14:12
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14:13発のバスで新島々に向かいました。
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15:08
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15時頃に新島々駅に到着。
帰りはバスが無かったので、15:25発の電車を待ちました。
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15:20
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電車で松本駅に向かい、バスターミナル地下のスーパーのイートインコーナーで軽く食事を済ませ、16:20発の高速バスで新宿に戻り(バスタ新宿には20時過ぎに到着)、帰宅しました。
最後に
3000m以上の山に毎年一度は登りたいと思っているので、お手軽登山でしたがクリアできました。
天気が素晴らしく絶景を見ることができ、夏の北アルプスを手軽に堪能できた良い山行となりました。初心者の方でも問題なく楽しめると思います。
また富士見岳や大黒岳からの眺めも素晴らしいので、余裕があればこちらも回ることをおすすめします。
なお、今回は畳平がスタートとゴールを兼ねることになりましたが、「肩の小屋口」バス停で降りれば、夏スキーの雪渓を横目に肩の小屋まで直登し、最短で肩の小屋に行くこともできます。
ここで降りている人も結構いました。
 
 
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