NIKKOR Z 50mm f/1.8 S をレンタルしたら単焦点レンズの物欲が収まった

レンタルの理由は「単焦点レンズ（50mm）の写りに興味があったから（期待していたから）」でした。

レンタルした 50mm f1.8 S は Z の f1.8 シリーズの中でも写りの評判が良いので、気に入れば購入しようかと考えていました。

しかし結果は、所有している NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S を凌駕するような写りは（私の技術と見る目と環境では）得られず、購入は白紙に。

そして、 NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S に惚れ直すという結果になりました。

レンタル翌日、色々歩き回って写真を撮りました。

特に文句も無い綺麗な写真を開放から撮ることができましたが、期待していた「スペシャル感」までは感じられませんでした。

以前所有していた AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED には特別なものを感じていたので、その再来を期待していたんですけどね。

というか、28mm に感じていたスペシャル感の要因って何だったんだろう。

収差補正が凄かったのか（Zレンズも素晴らしいのでこれが理由ではないと思います）、f1.4 の明るさによるものなのか、たまたまその時の光の加減が良かったのか、ボディが D850 だったからなのか、はたまた高額レンズということからくる思い込みだったのか…。

また、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S も一緒に持っていっていたので同条件の写真を撮って解像感等を見比べてもみましたが、私の PC 環境（一応 4K）では大きな違いは分からず（Z 7 でテストすれば分かるのだろうか）。

となると、 NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S に対するアドバンテージは、軽量コンパクトさと f1.8 の明るさぐらい。

Z マウントの単焦点レンズを店頭以外で触るのは今回が初めてでした。

1 日中使ってみて気になったのは、フォーカスリング。

ぬるぬるした回し心地は良いと思いますが、リングの幅が太いので、不用意にリングに触れてしまいがち。

リングが回ってしまうため、ホールド感を感じにくかったです。

MF 撮影時に不用意にリングが回ると、ホールド感の低下だけでなくピントずれも起こってしまうので、結構気になりそう。