UGREENのUSB4 SSDケース(CM850 / 品番45368)を、10日で使うのをやめました。熱と、止まらないファンの音が理由です。
先に結論を書くと、壊れたわけでも、遅かったわけでもありません。持ち運ぶ用途なら悪くない製品だと思います。ただ、Mac miniに繋ぎっぱなしで常時動かす使い方には合いませんでした。今はOWC Express 1M2に入れ替えています。
もうひとつ先に断っておくと、温度計を持っていないので数値は測れていません。この記事は10日間の体感と、メーカーが公表している仕様から書いています。
使った環境
Mac mini M4 Pro(ユニファイドメモリ48GB / ストレージ512GB)に、付属のType-Cケーブルで直結。中身はシリコンパワーのUD9Nシリーズ 1TB(SJ01KGBP44UD9N05J5)です。用途はローカルLLMのモデル置き場で、本体のストレージを空けておく狙いでした。ケースの購入価格は9,899円です。
なぜUGREENを選んだか
Mac miniを買うのに合わせて、ローカルLLM関連は全部外付けSSDに置くと決めていました。本体を512GBにした時点で、外付けは前提です。
ただ、UGREENのSSDケースは種類が多く、型番ごとの違いが分かりにくいです。同じ「USB4 40Gbps」でも、ファンを内蔵した小型モデルと、ファンレスで大型のモデルがあります。私が買ったCM850は前者でした。
最終的にこれにしたのは、Amazonの商品ページで条件が一通り埋まっていたからです。USB4 40Gbps(Thunderbolt 3/4互換)、2230〜2280のNVMe対応、Type-Cケーブル付属、アルミ筐体にシリコンラバー。LLMのモデル置き場としては十分だと判断しました。発熱を指摘するレビューは読んでいましたが、承知のうえで買っています。

10日で気になった2つのこと
熱さ。ほんのり温かい、ではありませんでした。触った瞬間に熱いと感じるレベルで、指を置いて数秒で離したくなります。
ファンの音。本製品はPWM制御の冷却ファンを内蔵していて、温度に応じて回転数が変わる仕様です。それなのに、ローカルLLMを動かしていない待機中にも音が聞こえていました。
温度に合わせて回るファンが待機中も回っていたということは、何もさせていない状態でも、ファンが必要な程度には温まっていたということです。触ったときの「熱い」という感覚と、止まらない音は、同じ原因から来ていたと考えています。
念のため書いておくと、10日間で速度低下も、切断も、エラーも起きていません。製品の不具合ではなく、常時稼働の用途に対して設計が合っていなかった、というのが正確なところです。
OWCに入れ替えました
材質(アルミ)や形状(ひだ状)で効率的な放熱を図っているOWC Express 1M2に、SSDごと移しました。ファンレスなので無音で、触ると温かいものの、手を置いたままでいられる程度です。
調べてみると、この2つはコントローラーが同じでした。その話は別記事に書いています。OWC Express 1M2 レビュー|UGREENから乗り換えて、ファンの音が消えました
どういう人に向くか
- 向く:持ち運ぶ。使うときだけ繋ぐ。小ささを優先したい。音が気にならない環境
- 向かない:デスクトップに繋ぎっぱなし。静かな部屋。夜も動かす
そもそもの判断ミス
今になって思うのは、Mac miniのストレージをケチらず1TBにしておけばよかった、ということです。ケース2つとSSDの合計は51,989円で、当時の本体アップグレード料金より高くつきました。
ただしこれ、2026年の今は結論が変わります。その計算は別記事にまとめました。Mac mini M4 Pro、512GB+外付けは正解か|2024年は失敗、2026年は正解になりました


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